【化粧品の製造販売を始めた理由】

それは、自分の肌悩みからのスタートでした。
35歳を過ぎた頃から不妊治療によるホルモンバランスの乱れなどによって肌トラブルに悩まされるようになり、独学で化粧品の勉強を始めましたが、思うように行かず、そんな時、日本化粧品検定協会の存在を知りました。

協会では、幅広い専門知識の習得を得る事ができ、コスメコンシェルジュの資格を取得しました。
その後、美容と健康の関係性についても興味を持ち、日本アクティブエイジ指導協会のインストラクター資格も取得し、お蔭様で、身体の内側からの美肌作りのアドバイスもできるようになりました。

継続学習を続けるうち、ほとんどの方が毎日されている、メイク汚れを落とすクレンジングがお肌に影響を与えるのではと考えるようになりました。

『メイク汚れは、いわば、酸化した油』 お顔をフライパンに例えたとして、酸化した油汚れを毎日、強力な洗剤で落としている事と同じだとしたら・・・？
かと、言ってお肌に優しいと言われるクリーム系やミルククレンジング系では洗浄力が物足りなく、残ったメイクを落とすため、ゴシゴシこすったり、さらに洗浄力の強い洗顔で洗ってしまえば、結局お肌の負担になります。

リキッド（ジェル）系のものは、主成分がほぼ水分で、界面活性剤の働きを借りてメイクを落とす為、こちらも洗浄力が物足りない割に、肌への負担が大きくなる傾向にあります。
肌の水分量は生まれた時から減少していき、皮脂量は４０歳以降で急激に低下していくといわれます。

また、お若い方でも、洗顔や角質ケアのしすぎは、お肌を薄くし、肌荒れの原因になりますし、また、にきびや角栓についても、洗いすぎは良くありません。
『肌トラブルのほとんどは、過剰な洗顔』なのです。

そこへ、乾燥を補う為に、何種類もの化粧品で水分や油分を補い過ぎてしまうと、肌本来の恒常性機能（安定した状態を保とうとする機能）が失われてしまいます。